高還元SESのメリット・デメリット|「やめとけ」と言われる理由も解説
高還元SESには、給与の透明性が高いという大きなメリットがある一方、会社選びを間違えると「思っていたのと違う」となりやすい面もあります。ここでは両方を正直に整理します。
メリット
1. 単価に見合った給与がもらえる
給与が案件の単価に連動するため、スキルを上げて高単価の案件に入れば、その分だけ収入が上がります。社内の年次や上司の評価に左右されにくいのが特徴です。
2. 給与の決まり方がわかりやすい
単価と還元率を公開している会社なら、「なぜこの給与なのか」を自分で計算できます。納得感を持って働けます。
3. 案件を自分で選べることが多い
「案件選択制」を採用する会社が多く、使いたい技術やリモートの可否など、希望に合った案件を選びやすくなります。
4. 会社員のまま高収入を目指せる
フリーランスに近い収入を目指しながら、社会保険や有給休暇など会社員としての保障を受けられます。
デメリット
1. 教育・研修が少ないことがある
経費を抑えて還元に回しているため、研修や資格支援が手薄な会社もあります。自分で学び続ける姿勢が必要です。
2. 未経験・経験の浅い人は給与が上がりにくい
単価が低いうちは、還元率が高くても給与はそれほど高くなりません。経験の少ない人は、従来型の会社で固定給をもらうほうが安定する場合もあります。
3. 賞与・退職金がないことがある
単価を毎月の給与に回す分、賞与や退職金がない会社もあります。年収で比べることが大切です。
4. 待機期間のリスク
案件と案件の間に空白ができたとき、給与がどうなるかは会社によって違います。「待機中は基本給のみ」などの条件を事前に確認しましょう。
「やめとけ」「闇」と言われる理由
インターネットで「高還元SES やめとけ」と言われる主な理由は、次のようなものです。
- 還元率の数え方が不透明:社会保険料や賞与を含めて高く見せている場合、実際の手取りは期待より少なくなります。
- 「最大○%」の表記:一部の人にしか当てはまらない上限の数字だけが強調されていることがあります。
- 単価を教えてもらえない:単価が非公開だと、還元率が本当に守られているか確かめられません。
逆に言えば、数え方を明示し、単価を公開している会社を選べば、多くの不安は避けられます。
向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 実務経験が2〜3年以上ある | 未経験・経験1年未満 |
| 自分で学び、スキルを伸ばしたい | 研修や手厚いサポートを重視したい |
| 給与の仕組みに納得して働きたい | 賞与・退職金など長期の安定を重視したい |
| 案件を自分で選びたい | 案件選びを会社に任せたい |
まとめ
高還元SESは「合う人には非常に良い選択肢」です。後悔しないためには、還元率の数字の大きさよりも、何が含まれているか・単価が見えるかを確認することが大切です。
会社ごとの違いは高還元SES企業一覧で比較できます。還元率の数え方は「SESの還元率とは?計算方法と「社保込み・社保別」の違い」もあわせてご覧ください。